展覧会

美術館「えき」KYOTOでは、「芭蕉布 ー人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事」展が開催

「芭蕉布」とは、沖縄で織られている、糸芭蕉の繊維を用いた織物です。
戦争中に途絶えかけた芭蕉布の復興と発展に尽くした平良敏子の歩みと業績、考案した絣柄、芭蕉布の着物、帯、裂地や資料など約70点が展示されています。

芭蕉布の栽培から、糸をつくり織るまでの長く手間のかかる工程に、手仕事の尊さと、芭蕉布の希少性に感動しました。
軽やかな繊維ですが、そこにこめられた時間と想いは長く深いのですね。一見は百聞にしかず、ですね。

◎芭蕉布 ー人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事
美術館「えき」KYOTO
JR京都伊勢丹7階
https://kyoto.wjr-isetan.co.jp/museum/exhibition_2308.html

関連記事

最近の記事

  1. 新東名上りからは雄大な富士山が楽しめます

  2. 先月開館の鳥取県立美術館に行ってきました

  3. 鳥取県中西部名物の牛骨ラーメンは澄んだスープが…

  4. 「相国寺展」で、若冲さんと売茶翁と大典の肖像画…