展覧会 江戸絵画

「長沢芦雪展」図録の巻頭 対談原稿を書かせていただきました

大阪中之島美術館で開催の「長沢芦雪展」図録の巻頭 「対談 芦雪のすべて 辻惟雄✕河野元昭」の原稿をまとめさせていただきました。

この図録は、芦雪の虎図を拡大して、地肌の色をピンクに、毛描きをグレーにして、攻めたデザイン。
白の型抜きのタイトルも良いですね。

たいへん人気が高く、展覧会がスタートして3日目には重版がかかったとのことです。

芦雪の「かわいい、かっこいい、おもしろい」は、時代を超えて、現代の私たちにもその魅力はダイレクトに響きます。

良い作品は、「時」という粗いザル目から落ちることなく、後世に残るのですね。

◎図録「特別展 生誕270年 長沢芦雪」
B5変形判、上製本、全304ページ
発行:毎日放送
発売日:2023年10月7日
価格:2800円(税込)

◎展覧会「生誕270年 長沢芦雪 奇想の旅、天才絵師の全貌」
期間:2023年10月7日〜12月3日(前期:〜11/5 後期:11/7〜)
会場:大阪中之島美術館

関連記事

最近の記事

  1. 「よみうりカルチャー」にて、7月より若冲と江戸…

  2. 釋永維さんの金属工芸は有機的で自然を感じます

  3. ”里帰り”した伊万里(戸栗美術館)

  4. 梅の精が見せてくれたのかもしれません。