大徳寺三玄院にて、私が学んでおります武家茶道・上田宗箇流の宗箇忌法要と茶会が行われ、私も参列いたしました。
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臨済宗大徳寺の塔頭の一つである三玄院は、天正17年(1589)に、石田三成、浅野幸長、森忠政(蘭丸の弟)が、大徳寺第111世・春屋宗園を開山として創建。
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春屋宗園は千利休や古田織部、小堀遠州などの茶人たちが帰依した禅僧で、「宗箇」の名は、春屋宗園より授かったものです。
三玄院は江戸時代を通して、芸州・浅野家の肥後を受け、寺紋は浅野家の家紋である遠鷹の羽を拝領しています。
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普段は非公開ですので、塔頭内を拝見する良い機会でもあります。
法要の後は、茶会が行われました。
薄茶席は、白砂の美しい枯山水を眺めながらの立礼。
濃茶席は、「自得軒」にて。
宗箇様ゆかりの道具もたくさん拝見できて、眼福。
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宗箇様に想いをはせた、さらさらと美しい時間でした。
◎大徳寺 三玄院
京都市北区紫野大徳寺町76