4月7日(金)より、鳥取県・智頭で「景和コレクション 若冲展」が始まります。
18世紀の天才画家・伊藤若冲の展覧会は鳥取初となります。今回は、昨年秋の若冲生誕300年記念展覧会「若冲の京都 KYOTOの若冲」(京都市美術館)に古美術 景和より出品した若冲の水墨画のうち、7点が展示となります。
智頭町は、江戸時代の参勤交代で栄えた宿場町。会場となる「石谷家住宅」は、明治期に林業で財を成した豪商の屋敷で、3,000坪の広大な敷地に池泉回遊式日本庭園、希少性の高い木材や意匠を凝らした建具で構成された40の部屋を有する近代和風建築です。
建物は国の重要文化財、庭園は国の登録記念物となっています。蔵を利用した展示室のうち、当展覧会は一号蔵(こちらも重要文化財)で開催されます。
智頭の美しい山林に囲まれた石谷家住宅の時代の栄枯を写した邸宅や庭園を散策しながら、伊藤若冲展もお楽しみいただけると嬉しいです。期間は5月7日(日)まで。
◎展覧会情報
「景和コレクション 伊藤若冲展」
期間:2017年4月7日(金)~5月7日(日)
会場:一般財団法人因幡街道ふるさと振興財団 石谷家住宅 一号蔵
場所:鳥取県八頭郡智頭町智頭396番地