展覧会

福田美術館では、近世〜近現代の画家による動物画の展覧会が開催中

京都・嵐山の福田美術館では、近世〜近現代の画家が描いた動物画が楽しめる「福田動物園」展が開催中。

動物好きとしては、このテーマにワクワクしてしまいます。

林十江「熊頭」

江戸中期の林十江の「クマ」や、若冲さんの晩年の大作「象鯨図屏風」のゾウ&クジラをモチーフにした作品もある松本泰時の「カエル」、近代の徳岡神泉の「タヌキ」や菱田春草の「ネコ」など、近世から近代までの画家による動物をモチーフとした作品が楽しめます。

松本泰時「群蝦蟇図」

徳岡神泉「狸之図」

菱田春草「梅下白描」

山口華楊「白狗」

嵐山の大堰川を背景にした庭園には、水盤に周囲の景色が映りり込み、美しい眺めを楽しみことができます。

ちょうど、一羽のカラスが水浴びをしていました.

渡月橋を眺める絶景の地にありながら、嵐山の喧騒とは無縁の美術館で動物画を堪能してはいかがでしょうか。

◎「福田動物園」展
場所:福田美術館
京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
期間:2024年10月1日まで

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