今年は庭の梅樹がたくさん実をつけています。
昨日、一斉に実が落ちる“生理落実”に遭遇しました。
実をつけると樹が弱ってしまうため、樹の本体を守り、バランスをとるために、梅実が成熟する前に落ちる現象です。

深夜のほの暗いなか、雨のように「ポタッ、ポタッ」と大きな音を立てて闇に白く光る梅実が一斉に落ちていく様子はとても幻想的で、一瞬、桃源郷に迷い込んだような気がしました。
梅の精が“大切な儀式”をこっそりと私に見せてくれたのかもしれませんね。
残った樹上の実は、風雨に耐え、着実に大きくなっています。
こちらも楽しみです♡
