モスクワの地下鉄はとても発達していて、東京のように、環状線の内外に広がっています。
地下鉄代は安く、利便性が高いので、私も地下鉄を使って移動します。
地下鉄はかなり深い場所に造られているようで、急角度の長い長いエスカレーターが超高速で降下すると、そこは地上の駅内のシンプルさとは違い、広く豪華な空間。
コムソモーリスカヤ駅など、貴族の館や宮廷のように美しく豪奢なつくりの構内もあります。
電車が来る頻度は高く、数秒ごとに来るイメージです。少なくとも、山手線よりも、たくさん走っています。
やってくるスピードもそうですが、ドアが閉まるスピードも早く、閉まる様子はまるでギロチン。
気をつけないと、挟まれて、そのまま電車が進行してしまいそうです。
構内のエスカレーターのスピードも、今まで経験したことのない速さで、慣れるまではちょっと怖かったです。
ロシアはアルファベットと数字の組み合わせみたいな見た目の「キリル文字」ですが2018年にFIFAワールドカップが開催されたことで、街のあちこちで英語の表記を見かけます。
駅名も、英語が併記されているところも多く、乗り継ぎにも不便はありませんでした。
モスクワの駅めぐりも楽しいですね。