プティ・パレの後は、オルセーに移動。
ここのゴッホの自画像は、お気に入りの一枚です。
よく観ると、固く閉じた口には、細い赤い線がひかれており、うっすらと血が滲んでいるような描写。
ゴッホのその後を暗示するような表現に、この自画像と向き買ったゴッホの覚悟が伺われます。
オルセーはピエール・ボナールの作品の所蔵も多く、昨年は東京の新国立美術館で「オルセー美術館 特別企画 ピエール・ボナール展」が開催され、私も観に行きました。
国立新美術館に出品されたいくつかの作品をここオルセーで見られるのも、また楽しいですね。
ボナールの描くネコは、もっふもふで、宇宙人っぽくて魅力的。
良い作品は何度見ても、見飽きないですね。
ネコづくし。
ルノワールもネコ。
パリ最後の食事は、ガレット屋さんでチーズとホワイトソースの甘くないガレットと、キャラメルソースたっぷりの甘いクレープ。
また、来年もパリ祭に合わせて、この地に来たいですね。