リヨンのソーヌ川沿いにある旧市街は、1998年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された、石畳の町並みが残る雰囲気ある場所。
あちこちにビストロや食堂、カフェがあり、みなさん楽しそうにおしゃべりしています。
リヨンには「ブション(Bouchon)」と呼ばれる郷土料理を食べさせてくれるお店がたくさんあります。
「Chez Grand-Mère」もその一つ。
リヨン風サラダとクネル、プラリネのタルトを注文。
リヨン風サラダは、大きくカットしたベーコンとクルトンが入ってボリューム感があります。
クネルは、白身魚のすり身で、食感はふわふわ。ザリガニのソースでいただきます。
すり身はさっぱりしていて、濃厚なソースによく合います。
赤い色が特徴のプラリネのタルトは、甘さが十分あり、こちらもとてもおいしい。
全体的に塩分濃いめ、量多いめのガッツリ系のリヨン郷土料理ですが、どれも美味しく、パリに比べると値段がお手頃なので、おすすめです。
リヨン・サンジャン大教会の前の広場では、ひときわ多くの人が集まっている様子。
何かの撮影のようで、大型の撮影機材が設置され、「これ、何の撮影ですか?」と尋ねてくる観客に、スタッフが丁寧に対応していました。
聞くと、フランスのコメディ映画の撮影とのこと。
なかなか楽しい場面に遭遇。
帰りには、ソーヌ川の上にきれいな月が出ていました。