美しく愛おしい

樹々に積もるもったりとした雪景色に若冲さんの描く雪を想います

中国地方から大阪へと向かう鉄道からは、樹々に積もる雪景色が続きます。

この地方特有の、水分を多く含んだ、もったりとした雪が重みをもって樹々にからみつく様子は、若冲さんが描く、『動植綵絵』の「雪中鴛鴦図」や「雪中錦鶏図」が思い浮かびます。

京都で生まれ育った若冲さんが見ていた雪も、このような姿だったのでしょう。

関連記事

最近の記事

  1. 「よみうりカルチャー」にて、7月より若冲と江戸…

  2. 釋永維さんの金属工芸は有機的で自然を感じます

  3. ”里帰り”した伊万里(戸栗美術館)

  4. 梅の精が見せてくれたのかもしれません。