雑誌『Pen』の今週発売号(4/1号)で、伊藤若冲の特集を組んでいます。
特集タイトルは「完全保存版 史上最強の天才絵師 若冲を見よ。
正徳6年(1716)生まれの若冲ですから、来年2016年は生誕300年。今年は、サントリー美術館とMIHO MUSIUMで開催の「若冲と蕪村展」をはじめ、各地で若冲作品が楽しめる展覧会が予定されています。
雑誌『Pen』の若冲特集も、サントリー美術館の若冲展覧会の開催に合わせて発売されましたが、私もこの若冲特集に、企画から参加し、原稿も一部、書かせていただきました。
2000年の京都国立博物館で開催された「没200年 若冲」展をきっかけに、多くの人に注目された若冲ですが、あれから15年、その知名度も代表作の認知度も以前とは比べものにならないほど高くなった今、若冲の“人物像”に迫る今回の特集号が、若冲作品をこれまで以上に理解するための一助となることを願っております。
「古美術 景和」で扱っている伊藤若冲の水墨画『鯉図』も掲載されています。
『pen』2015年4/1号(No.379)
特集:史上最強の天才絵師 若冲を見よ。
2015年3月16日発売/CCCメディアハウス