美しく愛おしい

きっと若冲さんもこんなシーンを見ていた?

庭にフラッとやってきては草木に戯れる虫たち。

アオスジアゲハ。イワダレソウの絨毯は、蝶たちの楽園!

レギュラーメンバーもいます。

花は花だけで生きているのではなく、虫は虫だけで生きているのではなく。
どちらもお互いを必要としているのだなあ、と新居の庭を眺めるようになってはじめて、気づきました。

ミツバチもよく来ます

若冲さんの描く花鳥画には、小さな生き物の姿もよく描かれ、仏の世界や、“草木国土悉皆成仏”の思想を表しているとか言われますが、それ以前に、草花と虫たちが戯れる自然界の当たり前の姿を、当たり前に描いているのかな?とも思うようになりました。

18世紀の京という都会で若冲さんが日々接した自然の姿を、21世紀の東京で想うのも楽しいひとときです。

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