大徳寺派・極楽寺の西垣大道ご住職の一行書。
「清秋竹露深」( せいしゅうちくろふかし)の意味は次のようになります。
「竹の葉の上で輝く一滴の露は、すがすがしい天下の秋をその内に含んでいる。水晶の珠のような竹露は、互いに互いを映し出す清らかさをもっており、それは一点の曇りもない」
本来、誰もがもっている心が澄み渡る様子を示しています。
心を沈めて、清らかな気持ちになりたい時には、このお軸を掛けて、美味しいお抹茶などをいただくのも良いかもしれません。
西垣大道(1942〜):
大徳寺派・極楽寺住職。庫県城崎生まれ。仏教大学卒業後、大徳僧堂、相国寺僧堂を経て現在に至る。平成19年、長年の福祉活動が認められ藍綬褒章授与。平成28年、春の叙勲で瑞宝章授与。
作家名 | 西垣大道(大徳寺派・極楽寺 住職) |
作品名 | 一行書「清秋竹露深」 |
時代 | 現代 |
材 | 紙本墨書 |
本紙寸法 | 101.0 ✕ 28.8 cm |
総丈 | 170.7 ✕ 31.0 cm |
落款 | 萬年山主大道 |
印章 | 「萬年山主」(白文方印)、「大道」(朱文袋印)、関防印「閑不徹」(朱文長方印) |
付属 | 共箱 |
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