伊藤若冲

伊藤若冲「双鶏図」

紙本墨画 江戸時代(18世紀)


◇解説

羽根を広げて片脚を挙げ、正面を向き顎を突き出して興奮気味の雄鶏と、お尻を正面に向けて地面に伏せ、その雄鶏をあきれ顔で仰ぎ見る雌鶏という、二羽の行動や表情の対比、動と静の対比がユニークな作品です。

雄鶏・めんどりの、それぞれの特徴的なしぐさや表情は、「七十五歳画」の款記のある「仙人掌群鶏図」(大阪・西福寺/重要文化財)や、「群鶏図障壁画」(旧海宝寺/京都国立博物館)に見ることができます。
さらに尾羽根の特徴から、70代後半から80代初めの作品と想定しました。

熱愛する雄と冷静な雌という、人間世界にもありそうな関係を描いたこの作品ですが、鶏を擬人化して描いたのか、あるいは鶏の世界にも同じドラマが展開されているのか。
若冲さん本人に聞いてみたくなる楽しい一枚です。画中にまかれた金砂子は後の時代のものです。

詳細画像


作家名

伊藤若冲

作品

双鶏図

落款

米斗翁

印章

「藤汝鈞印」(白文方印)
「若冲居士」(朱文円印)

時代

江戸時代(18世紀)

紙本墨画

本紙寸法

97.5✕29.0 cm

総丈

169.0✕39.5 cm

付属

合箱

価格

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