雑誌『Pen』の日本美術特集にて、室町、桃山、江戸時代の美術について執筆しました。
11月2日発売の雑誌『Pen』の日本美術特集「超おさらい! 日本美術史」で、室町時代・桃山時代・江戸時代の美術について執筆しました。
室町時代といえば、雪舟。山口の大名・大内氏の派遣する遣明使に同行して水墨画の本場・中国で学びます。
織田信長と豊臣秀吉の天下人の美意識がダイレクトに反映された桃山時代の美。
狩野永徳や長谷川等伯、海北友松などの大規模障壁画が城郭や屋敷を飾ります。
大航海時代を迎えた世界情勢も相まって、豪華絢爛で豪奢な美に満ちた時代です。
江戸初期は俵屋宗達、本阿弥光悦、尾形光琳などが活躍。古典に基づく作品が作られます。
18世紀の京は、伊藤若冲、円山応挙、池大雅、与謝蕪村など、現代でも人気の画家たちが大活躍。スーパースターたちが勢揃いした時代です。
江戸後期は、浮世絵をはじめとする庶民の娯楽が栄えます。葛飾北斎、歌川広重、東洲斎写楽など、こちらも人気浮世絵師が江戸を中心に活躍します。
『pen』2018年11/15号(No.463)
特集:超おさらい!日本美術史。
2018年11月1日発売/CCCメディアハウス