作品
伊藤若冲「竹に雄鶏図」
DATA
作家名 | 伊藤若冲 |
作品名 | 竹に雄鶏図 |
時代 | 江戸時代(18世紀) |
材 | 紙本墨画 |
本紙寸法 | 92.9 x 27.9 cm |
総丈 | 170.0 x 31.0 cm |
印章 | 「藤汝鈞印」(白文方印) 、「若冲居士」(朱文円印) |
展覧会 出品履歴 | ・生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲(京都市美術館)/2016年10月~12月 ・いろトリどり ―描かれた鳥たち(福田美術館)/2019年7月〜10月 |
解説
クルンと曲がる竹先の表現も若冲らしい楽しい表現
スッと伸び、上部でくるりと曲がる特徴的な竹を背景に、正面を向いた剽軽な雄鶏。
鶏は若冲が生涯描き続けた画題で、これは40代半ば頃の作。
後の高度な表現技術の萌芽を感じる、初期の若冲の瑞々しい感性が顕著な作品です。