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若冲作品を展覧会に出品します「いろトリどり展」嵯峨嵐山文華館



京都の嵯峨嵐山文華館では、7月27日より、「いろトリどり展 描かれた鳥たち」展が開催されます。



江戸時代から近現代までの、鳥や鳥のモチーフを描いた作品を集めて展示。
さまざまな画家によって、さまざまに描かれた鳥たちが一堂に会します。



この展覧会に、若冲さんの水墨画を3点出品します。(前期展示:7月27日〜9月9日)



1階の入場口を入って最初に来館者をお迎え。



「竹に雄鶏図」は、2016年の若冲生誕300年を記念して、京都市美術館で開催された「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」展のポスター&パンフレットに採用された作品。
竹の表現がユーモアにあふれ、比較的初期に描かれたものです。



同じく比較的初期に描かれた「鷹図」は、若冲さんお得意の筋目描きが見事に鷹の羽のフワッとした感じを出しています。



こちらは、「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」展のほか、2018年にロシアのモスクワで開催された「江戸絵画名品展」(国立プーシキン美術館」にも出品した作品で、ロシアで展示された初めての若冲作品です。

「米斗翁八十歳画」の落款のある、最晩年の「双鶴図」は、右横を向き、空に向かい鳴く鶴と、その後ろで正面を向く鶴が描かれています。

ツヤツヤとした風切羽や、足の細かなつぶつぶした表現など、その力強く、若々しい描写に、80代においても、なお精力的に画業と向き合った若冲さんの心意気が感じられます。



長澤芦雪や与謝蕪村、柳沢淇園、司馬江漢の作品も。





2階展示室は畳120畳敷きの大空間。



2階廊下からは大堰川が見渡せます。



帰り道、渡月橋が、青い川と空の間に浮かんでいました。