ブログ「日々是好日」

フレディ・マーキュリーと江戸絵画

ロックバンドQueenと、そのボーカルであるフレディ・マーキュリーを描いた映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大評判だそうです。

私も遅ればせながら、拝見しました。

Queenの曲は、CDを何度か聞いていたので、「We Will Rock You」や「We Are The Champions」など有名な曲のほか、劇中でかかっていた曲は知っているものもたくさんありました。

フレディ・マーキュリーについては、同性愛者でエイズでなくなった方という印象しかありませんでしたが、この映画を拝見して、“常にパッションを持ち、新しい表現を追求した人”という、天才型の人だと知りました。

さて。この映画の中で、フレディが個室にこもっているシーンがあって、彼のそばにある書籍が置いてありました。



江戸時代の日本美術を英文で紹介した図録「The Great Japan Exhibition ーArt of the Edo Period 1600-1868」です。



表紙は、京都出身の江戸時代中期の絵師・渡辺始興(683年〜1755年)の「吉野山図」。山の群青と桜のうすピンク色が背景の金箔屏風に映えた美しい絵です。



フレディは、美術学校でデザインを学んだことがあるそうで、日本美術の愛好家だったそうです。





日本に来日の際は、京都や金沢の古美術店を周り、掛け軸や浮世絵、陶器などを購入、かなりコレクションしていたようです。



映画の中ですが、江戸時代の美術に興味アリのフレディ。



この図録の中には、もちろん若冲さんの「動植綵絵」も紹介されています。彼が若冲さんにも興味をもっていた可能性もありますね。